「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

橋本大輔社長を緊急直撃。「僕らはクラブ全体で闘わないと勝てないチームだと思っています。だからサポーターの皆さんにも一緒に闘ってほしいんです」【インタビュー】(19.9.6)

厳しい戦いを強いられているチームは9月、残留争いの直接対決の連戦に突入する。ここまでシーズンを通してわずか4勝。監督の解任を叫ばれても仕方がない戦績で低迷するチームをフロントはどう見ているのか。クラブの橋本大輔社長に緊急インタビューを敢行した。(インタビューは30節水戸戦の直前に実施)

栃木のような小クラブが監督をコロコロ変えるわけにはいかない

 

――橋本社長が現状をどう捉えているのか。サポーターはそこを知りたいと思っていると思います。水戸戦直前の時点で、29試合で4勝。戦績的に途中で監督を変える判断があってもよかったのでは、という向きも当然あると思います。

「夏の補強前、前期戦の戦いぶりから、どこかでチームが力を発揮して勝点を積んでくれるんじゃないかと信じる半面、このままだと残留争いもある、という両方を考えていました。ただ、その残留争いや降格ということについては、それは、このまま何もしなければそうなるだろう、ということです。ならば手を打とうとしたのが夏の補強でした。早い段階から相当に危機感はありました」

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