「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

明本考浩「自分にはサッカーしかないんです。チーム活動が再開して本当に嬉しいです」【6/2 練習後のコメント】(20.6.2)

▼しばらくぶりの練習でボールフィーリングはまだまだ

2日、チーム全体のトレーニングが2カ月ぶりに再会した。トレーニング後に明本考浩がオンラインで取材に応じた。

 

――明本選手は自粛期間中はどんなふうにトレーニングをしていたんですか?

「実家が宇都宮の街中なので、外でトレーニングするときはどこかの公園を探しながら、誰もいない公園に行って走ったりボールを蹴ったり、自宅だったらZOOMのトレーニングに参加したり、体幹をやったり、色々やっていました」

――宇都宮の市街地だと誰もいない公園ってありますか? それとも遠くまで行ったとか?

「そうですね。道路を走ったりもしていたんですけど、コンクリートの堅さが膝に来るなと感じたので、変えようと。車で宇都宮ではないところに行ってタータン(ゴム状のトラック)のある公園を探したりして走る感じですね」

――鬼怒川とかですか?

「田川のサイクリングロードだったりとか、下野市まで行ったりとか、真岡の公園まで行ったりとか、結構探しましたね」

――日替わりで?

「そうですね。親を一緒に連れて行ったりしながら、ピクニックも兼ねたりしながらですね」

――そういう期間を経てチームトレーニングに戻ってきたわけですがコンディションはどういう状況ですか?

「まだまだ足りないし、自粛期間中も一人なのでボールを受けることがあまりできなくて、ボールに対するフィーリングがまだまだだなと。今は走って心拍数を上げるトレーニングがメインですけど、ここから試合までの4週間はどれだけボールフィーリングを合わせていけるか、だと個人的には感じています」

――そこは微妙に違いがあると。

「そうですね。ボールコントロールとかでボールに足が慣れてない感じがあるので、そこは時間をかけながらです。走り込みについては万全だと思っています。素走りと試合の走りは全然違うものだと思っているので、試合になってから感じることもあると思いますし、今後は連戦になってくるリーグ戦では回復力も求められる戦いになると思うので、自分にとっても挑戦になりますね」

――6月27日に試合の再開が決まりましたが、どういう感想ですか?

「最初は7月に再開すると思っていたので、早く試合がしたかったので良かったです。サッカーができる環境ができたことが嬉しいし、早くサポーターの皆さんと一緒に勝利を喜び合える日を早く迎えたいですよ」

――自粛期間中は時間もあったと思いますが、新たにチャレンジしたことはありましたか?

(残り 1232文字/全文: 2263文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ