「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

新型コロナウイルス感染症対応ガイドラインの要点まとめ【トピックス】(20.6.14)

12日、Jリーグが新型コロナウイルス感染症対応ガイドラインの最新版を公開した。以下から誰でも閲覧できるようになっている。

 

新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン_6月12日更新版を公開

 

とはいえ、全部でPDF71項に及ぶ詳細なガイドラインなので読み込むには時間が要る。

以下に、無観客試合そしてファン・サポーターを動員し始めた試合におけるガイドラインについて、最低限頭に入れておきたいポイントや興味深い箇所を一部抜粋した。

まず、全体を通じて繰り返されていたのが以下のような文言だ。この点は取材活動をする者としても肝に銘じたい。

 

「体調が悪いけど、我慢して練習に出よう、仕事にいこう、ちょっと試合を観るだけだ」といった行動が、その方が所属する集団に感染を広げてしまう可能性があります。 発熱・咳・倦怠感などの症状を認めたら休む勇気を持つこと。そのことをクラブに報告する勇気をもつことを、是非お願いいたします。

 

以下、内容の一部抜粋です。

 

▼統一検査の位置づけ

・J2・J3リーグの再開・開幕に先立つ 6月半ばに検査を始め、12月後半のシーズン終了 まで、2週間に一度、定期的に実施する

・統一検査を円滑に行うため、Jリーグ内に検査センター(JCTC)を設置する

・統一検査を受診し陰性判定を得ることを、選手およびコーチングスタッフの試合エントリ ー条件とする

・受診対象者はクラブが決める。1回の検査あたり 60 人の枠が与えられる

 

 

▼チームの宿泊

・宿泊施設の従業員や利用客との接触を減らすように工夫する

・施設単位またはフロア単位での貸し切りを検討する

・部屋割りは原則、一人一部屋とし、部屋間の往来を禁止する

(残り 1305文字/全文: 2034文字)

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