「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

ポイントは局面バトル、リスタートの攻防だけではない。【J2第22節 FC町田ゼルビア戦プレビュー】(20.9.26)

前節、栃木はアウェイで京都サンガF.C.に2対3。これで8勝6分7敗で勝点30、順位は9位につける。今節対峙するFC町田ゼルビアは前節ホームでV・ファーレン長崎と1-1。7勝8分6敗、順位は10位につける。今節から後半戦に突入する。22節は栃木県グリーンスタジアムで18時キックオフ。

 

▼背後へのボールの準備はできているか?

三度目の5連戦の3戦目、中3日で迎えるグリスタでの町田ゼルビア戦だ。

栃木は今、ターニングポイントを迎えている。

田坂監督が「今後も簡単に2トップに入れてくるケースは増えると思う」というように、ハイプレス・ハイラインを志向して順位を上げてきた栃木の戦いに対し、ハイプレスを回避し、ハイラインの背後を狙ってくるケースは今後もざらにあるだろう。

前節の京都も「繋ぐことだけが前進する手段ではないよ」(實好監督)という指示のもと、シンプルに2トップに当てたり、背後を狙ったりするかたちからゴールを狙い、結果を持っていった。

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