「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

コツコツ型の努力家、吉田将也は栃木加入で刺激を受けまくる最中。「まだまだ上には上がいる」【New Face⑬】(21.2.21)

松本山雅FCから期限付きで移籍加入した吉田将也。19年シーズンはプロ1年目ながら群馬で佐藤祥とともにチームのJ2昇格を勝ち取っている。プロ3年目、吉田自身が「自分にとってターニングポイントになる」と期するシーズンが始まる。

 

▼自分の特徴をよく理解してくれていた

――シーズンの始動から連日走りのメニューで、グループではだいたいトップですがどんな感触ですか?

「サッカー人生で素走りをやることはあったし、山雅でも群馬でも結構走ってきましたが、設定されるタイムにこんなに入れないのは初めてです。栃木SCの洗礼を浴びている感じですね。シーズンが始まるにつれてどんどんコンディションを上げていかないといけないと思うし、チームが勝つなかで自分も良い成績が残せるようにやっていければいいと思うので、目の前のツラさから逃げずにしっかりやっていこうと思います」

――ご自身も走れるタイプなのだと思いますが、タイム設定や周りがすごく速いということですか?

「それもあると思います。今まではチームの中でも走りについては常に上位でしたが、栃木に来てこれだけ周りが走れるというのはチームとしてもすごくいいことだと思います。自分も『まだまだ上には上がいる』じゃないですけど、刺激を与えてもらいながら走れているので、自分の成長につながると思います。いいことだなと」

――松本からの期限付き移籍ですが、栃木に来ることになる決定打は?

(残り 2588文字/全文: 3189文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ