「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

らしさを見せた最後。そして来季に持ち越された宿題。【J2第42節 FC琉球戦 レビュー】(21.12.6)

2021明治安田生命J2リーグ第42節

2021年12月5日13時キックオフ カンセキスタジアムとちぎ

入場者数 5,676人

栃木SC 1-2 FC琉球

(前半0-0、後半1-2)

得点者:64分 柳育崇(栃木)、69分 清武功暉(琉球)、76分 赤嶺真吾(琉球)

天候 晴
気温 8.7℃
湿度 42
ピッチ 良

<スターティングメンバー>

GK 50 オビ パウエル オビンナ
DF 22 小野寺 健也
DF 5 柳 育崇
DF 36 乾 大知
MF 33 黒﨑 隼人
MF 23 植田 啓太
MF 25 佐藤 祥
MF 49 溝渕 雄志
FW 17 山本 廉
FW 29 矢野 貴章
FW 34 有馬 幸太郎
控えメンバー
GK 1 川田 修平
DF 26 面矢 行斗
MF 16 菊池 大介
MF 24 和田 達也
MF 37 上田 康太
FW 19 大島 康樹
FW 32 畑 潤基

61分 植田→大島
61分 山本→畑
78分 小野寺→上田
78分 有馬→菊池
86分 溝渕→面矢

 

▼前半はどちらのチームもやや停滞

直近の金沢戦(〇1-0)、北九州戦(〇2-1)のように前からアグレッシブに行くと予想されたが、そうでもなかった。

田坂監督は「もっと前から行きたかった」といいつつ、「相手のサイドバックがわざと我々を誘うような低い位置を取ってきた」と振り返った。

琉球は立ち上がりからCB→SBと入れた瞬間にダイレクトで背後のスペースに入れるボールをFW勢が狙っていた。

あえて低い位置を取ってくる相手のサイドバックに対して、栃木のサイドバックが闇雲に突っ込んでいけば、背後のスペースを相手に取られた放題になってしまう。今季、勢いのあるときの栃木が相手にいなされてきた王道パターンである。

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