「気持ちで負けた」という評価への反骨心 柏木陽介が残した驚異的なパス成功率【轡田哲朗レッズレビュー/ACLラウンド16第2戦 済州戦】
(取材・文)轡田哲朗
パス成功率は驚愕の92.1パーセント
柏木陽介は、壁になってきた韓国勢を打ち破ってのベスト8進出を決めたチームの中心に君臨した。31日のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝トーナメント1回戦の第2戦、済州ユナイテッド(韓国)戦で、浦和レッズは延長戦までもつれ込むゲームの末に3-0で勝利。第1戦の0-2での敗戦から見事に逆襲を果たした。
先制点を生み出したのは柏木の左足だった。前半18分に、左サイドで得たフリーキックでキッカーを務めると、美しい放物線を描いたボールはゴール前へ。興梠慎三が打点の高いヘディングで流し込んだ。
柏木は「非常にいい時間帯のゴールだし、セットプレーで取れたらまた展開が変わると思っていたので、それができて良かった」と、ゲームの流れをグッと引き寄せた先制点を振り返った。
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