浦レポ by 浦和フットボール通信

関根貴大、電撃移籍について語る「今季海外でもやれるという明確なものが見えた」

(Report by 河合貴子)

原口選手にも後押しされて、海外移籍を決断

さいたまダービー・大宮戦で痛恨の引き分けで終わった翌日、浦和の衝撃が走った。

かねてから海外趣向が強い関根貴大選手が、浦和ユースからトップ昇格し4年半、いつかは海外へと巣立っていく日がくるとは思っていたが・・・。まさか、このタイミングでドイツ・ブンデスリーガー2部のFCインゴルシュタット04へ完全移籍をするとは思いもよらなかった。

関根選手は「なかなかオファーがもらえない中で、こういったオファーをくれたので・・・。本当にチームの状況だったり、このタイミングで凄く悩みました。挑戦したい気持ちが一番に思いました。あっちに行って成長できることを信じて挑戦したい」と話した。

しかし、念願の海外移籍が決まったとは言え、関根選手には笑顔がなかった。相当、悩んだ末の決断だったと覗える。

(残り 2002文字/全文: 2373文字)

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