鳥栖戦のディフェンスは3枚か4枚か? オリヴェイラ監督とフィッカデンティ監督の駆け引きにも注目
(Report by 河合貴子)
鳥栖戦は、3DFか4DFか?
リーグ・鹿島戦から9人の選手を入れ替えて挑んだYBCルヴァンカップ・名古屋戦。柏木陽介選手や興梠慎三選手、遠藤航選手、マウリシオ選手、西川周作選手などを温存しながら2-0と完封勝利を飾り、リーグ・鳥栖戦へと弾みをつけた。しかもオリヴェイラ監督は、選手の特長を生かし、浦和が勝利を収めるために初めて4DFで臨んだ試合であった。途中、試合の流れが悪いと感じると、すぐに修正を図って中盤のバランスを整えてしっかりと結果を出したのだ。
十分に休息を取ることが出来た選手たちは、コンディションをしっかりと整えて鳥栖戦を迎えることができるだけでなく、この結果を受けて大きな刺激を受けたに違いない。
一方の鳥栖は、フィッカデンティ監督体制の下で3シーズン目を迎え、ゴール前をしっかりと固める守備ブロックから、ボールを奪うと一気にゴール前まで持ち込んでくる堅守速攻が浸透している。そればかりか前線から激しくプレスをかけてショートカウンターも仕掛けてくるのだ。
だが4月7日にC大阪に1-2と敗戦してから悪夢の4月となってしまい、前節の清水戦で3-1と勝利を収めるまで7連敗と低迷した。連敗を止めた勢いで、埼玉スタジアムへ乗り込んでくる。
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