後半ガス欠で敗戦もこれからに繋がる多くのポイントがあった【河合貴子 試合のポイント/なでしこリーグ第3節ベレーザ戦】
(Report by 河合貴子)
積極的に仕掛けて先制点を奪う
森栄次新監督の下でかなりアグレッシブに変貌した浦和レッズレディースは、開幕戦のAC長野戦を2-1でおさめた勝利を弾みに、日体大に5-1で快勝。2連勝と好調なスタートを切った。だが問題なのは技術もチームの熟成度も高い女王と称される日テレ・ベレーザにどこまで通用することができるかだ。
花曇りとなった3月31日、日テレを浦和・駒場スタジアムに迎えた。だが、女王と言っても日テレは、前節はアウェイで伊賀くノ一に苦戦して痛恨のスコアレスドローを喫していた。恐れるものは何もない。
浦和は試合開始早々、前線から激しくプレスを掛けて日テレ陣内へと押し込んでいったのだ。攻守の切り替えも早く、ボールを失ってもすぐにファーストディフェンスを行い、日テレの攻撃を遅らせると、そこにサポートがやってきて2人、3人で囲みボールを奪い取る。前半に日テレが放ったシュートはたったの1本だけに押さえ込むほど、主導権を握っていた。
(残り 1753文字/全文: 2179文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ