浦レポ by 浦和フットボール通信

山中亮輔が89分の決定機を悔やむ「決めていれば試合は決まった。僕のミス」【河合貴子 試合のポイント/リーグ第10節磐田戦】


(Report by 河合貴子)

呆気ない幕切れに

ゴールデンウィーク真っただ中で行われた令和最初の試合は、いともあっけなくジュビロ磐田に0-1で敗戦を喫してしまった。

連動した守備で少しずつだが改善の兆しが見え始め3連勝中の浦和となかなか復調できずに3連敗中と低迷する磐田との対戦であった。浦和としたら、絶対に取りこぼしたくない相手でもあった。だが試合は、まるで鏡にお互い姿を映し出しているかのようなミラーゲームであった。両チームともに守備では5バックとなりブロックを作る。ただ決定的な違いは、磐田は1トップ、2シャドーに屈強なロドリゲス選手とアダイウトン選手がいたことだ。

最初に決定的なチャンスを作ったのは磐田であった。21分に田口選手からのロングフィードをアダイウトン選手がトラップして思い切りよく左足を振り抜きシュートを放ってきた。だが、ここは西川選手がゴールを死守したのだ。身体能力の高さを見せつけるようにゴールに攻め込むシーンもあったが、西川周作選手を中心に本当によくこの2人を押さえ込んでいたと思う。

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