マルティノスの活躍の裏にあった苦悩と支える母の存在【河合貴子 試合のポイント/J第32節FC東京戦】
(Report by 河合貴子)
勝ち点1を得て、ほぼ残留が決まる
優勝争いをしているFC東京に勝ちきることは出来なかったが、喉から出るほど欲しかった貴重な勝ち点1を手に入れた。J1残留は確定しなかったが、16位の湘南が最終戦を勝利しても、15位の清水と14位の鳥栖が直接対決するため、得失点差でG大阪に10点差以上で敗戦しない限り浦和がJ1・J2入れ替え戦になることはない。残留争いから抜け出すことができた1-1の引き分けであった。
大槻監督は、ACL決勝の敗戦を機に試合出場の機会に飢えていたマルティノス選手、山中亮輔選手、森脇良太選手、柏木陽介選手をスタメンで起用して臨んだ。
最終節に横浜FMと優勝を掛けて直接対決があるFC東京にとって、浦和に負ければ終戦となる。ホームの力を武器にして試合開始から猛攻を仕掛けてきた。
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