攻撃面の成果が出たTM 4ゴールのファブリシオはSHでも活躍をみせる【沖縄キャンプ・トレーニングマッチレポート】
Photo&Text by 郡司 聡(Satoshi GUNJI)
ファブリシオがトップフォームに戻りつつある
今季初の対外試合となった22日の沖縄SV(九州サッカーリーグ所属)戦は、30分×3本トータルで11ゴールの圧勝だった。始動日から試してきた4−4−2の新布陣は、ほぼ浦和が押し込む時間帯が長かったことで、守備面の反省点は、中盤で生じたミスからカウンターを食らう場面などに限られた。そのため、特に守備面に関しては、新布陣の成果を確認できたとは言い難かった。それでも、セットプレーやカウンター、そして個人技などで奪った11ゴールは、攻撃面の成果を物語る結果だったと言っていい。
スタートのポジションは、右サイドハーフながらも、状況次第では反対の左サイドまで進入し、「攻撃に厚みを加えることを考えていた」長澤和輝が1本目の3ゴールすべてに絡む大活躍。さらにAFC・U-23選手権から戻ってきた橋岡大樹もクロスボールで3アシストを量産するなど、攻撃面の成果は決して少なくなかった。中でも左サイドハーフと2トップの一角で出場機会を得たファブリシオの4得点奪取は、今後のチームにとって、ポジティブな材料だろう。
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