浦レポ by 浦和フットボール通信

整理される前に勝っておきたい相手 ACL風味の2トップを逆手に【鹿島戦プレビュー】

(Report by 轡田哲朗)

中盤は柴戸が軸に、際立つ相手ボール時の杉本の役割

浦和レッズは12日に鹿島アントラーズをホームに迎えるリーグ第4節を戦う。新型コロナウイルスの感染拡大により中断され、そして再開されてから3試合目。ひとまず、このゲームで5000人を上限に観客動員も始まる。実際にチケットが売り切れるかは別の問題として、プロフェッショナルが競技を全力でプレーして、それを見る対価を頂いて、喜びや高揚感などの価値を提供するという、本来あるべき姿に戻る部分がある。もちろん、そのオペレーションの部分などの運営的な大変さや課題は生まれるのだろうけれども、これも横浜F・マリノス戦の時に記したのと同じく、まずは1試合やり終えることがとても大事だ。

このゲームは大槻毅監督が「3試合が1クールという感じもある」と話した日程的な部分で言えば、その最終戦になる。だから、2試合連続でフル出場した選手の中で、トーマス・デンに2試合目のベガルタ仙台戦で少しミスが目立った要因をフィジカル的な部分に求めるなら、鈴木大輔を岩波拓也と組ませるパターンがあるかもしれない。また、相手FWエヴェラウドの感じを見ると槙野智章をぶつける可能性もあるものの、それは少し後ろのキャラクターをいじり過ぎのようにも感じる。

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