浦レポ by 浦和フットボール通信

柏に4失点の惨敗 伊藤涼太郎が2年半ぶりの浦和のピッチで輝きをみせたワンプレー【河合貴子 試合のポイント/J第6節柏戦】

(Report by 河合貴子)

柏に4失点の惨敗

得点の匂いはした。だが・・・。浦和の意地の1点も決めることが出来ずに、柏に0-4で惨敗。

試合の入りは悪くなかった。前節のFC東京戦からスタメンを5人入れ替えて挑んだ。試合に飢えていた武藤雄樹選手を始めピッチで躍動していた。特に前半は、FC東京戦の敗戦を生かして、柴戸海選手やエヴェルトン選手が攻撃のスイッチをうまくいれて柏を圧倒していった。

前半に浦和が放ったシュートは、10本であった。一方、柏が放ったシュートはたったの3本だ。その3本のうち、1本が決まった。浦和の一瞬の隙を突いたヒシャルジソン選手のゴールだ。西川周作選手が後方から攻撃を組み立てるように、ゴールキックをゆっくりと回し、柴戸選手へと縦パスを入れたところを狙われた。オルンガ選手も江坂選手も前残りをしてプレスを掛けにきていたが、ヒシャルジソン選手の奇襲を受けてあっさりと先制点を許すことになってしまった。

それでも35分には橋岡大樹選手のクロスから分厚い攻撃を仕掛けたり、39分に橋岡選手、45分に関根貴大選手が決定機を迎えるが、本当に1得点が遠い展開になってしまった。

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