システム変更で対応するも相手の牙城を崩せず 【河合貴子 試合のポイント/なでしこ4節C大阪戦】
(Report by 河合貴子)
連勝ストップ
前節、女王に君臨し続ける日テレ・東京ヴェルディーベレーザを撃破して勢いに乗り、単独首位を狙う浦和レッズレディースの前に立ちはだかったのは、2シーズンぶりになでしこリーグ1部の舞台に戻ってきたC大阪・堺レディースであった。
「究極の育成型」ともいわれるC大阪は、下部組織で育った選手たちでほぼ構成されており、とにかく若い。スタメンの平均年齢は、なんと19.6歳であった。この組織力と若さを武器に、浦和に襲い掛かってきた。
浦和の4-2-3-1に対して、C大阪は3-4-3のフォーメーションで前線からプレスを掛けて早い寄せから浦和のサイドを封じ込めるように数的優位を作り主導権を握ってきた。
柴田華絵選手は「前から次々とプレッシャーも来て、相手が前掛かりで来ていたという部分と、相手が3-4-3で来ることは分かっていましたが、つかみきれなかったです」と悔しさを噛みしめていた。
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