槙野智章が苦しい展開での勝利に「自分たちの成長が感じられる」と感じた理由は【河合貴子 試合のポイント/J第16節札幌戦】
(Report by 河合貴子)
札幌との撃ち合いを制す
一雨ごとに秋の気配が近づいてきたとはいえ、残暑厳しい中で迎えた3連戦のラストゲームの札幌戦は、本当によく堪えて堪えて激戦の末に4-3で逆転勝利を収めた。
「やられる前に、やりましょう」という金曜日のZOOMでの定例会見での大槻監督の言葉どおり、試合は立ち上がりから浦和が主導権を握っていった。対する札幌も得意なサイドの揺さぶりからCKでチャンスを作り、浦和ゴールを脅かした。
先制したのは浦和だ。11分にインナーラップしていた岩武克弥選手が、エリア内の興梠慎三選手へと浮き球を送り、その落としを武藤雄樹選手がシュートを放つも相手DFにブロックされてしまった。だが、そのこぼれ球を拾った関根貴大選手が、勢いよくドリブルでエリア内へと進入すると、思わずチャナティップ選手が後ろから倒してしまいPKを獲得。13分、キッカーを任された杉本健勇選手が、菅野選手の逆を突きしっかりとゴールを決めたのだ。
(残り 2128文字/全文: 2546文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ