浦レポ by 浦和フットボール通信

大槻監督、ホーム3連戦で「勝利に向かう姿勢を見せる」 勝利を追い求めながらも大事にしている部分とは

(Report by 河合貴子)

チームの土台をいかに作るか

一雨ごとに一気に秋の気配が深まってくる中、浦和は5連戦の真っただ中である。過ごしやすくなってきたとはいえ、中2日の3連戦目はプロ選手でもコンディション的に厳しいものがある。清水戦に出場した選手たちは、トリートメントを受けたり、交代浴やアイスバスで疲労回復に努めている。連戦が続くと全体練習はできない状態になってしまう。選手の共通意識を図るためには、ミーティングで補っていくしかない。

金曜日の定例会見で大槻監督は「トレーニングができない分、ミーティングで映像を使ってやることもありますが、基本的にはフィードバックと次の試合の準備をルーティンで行っている。今年始まってから大事にしようとしていることは常々言い続けていますが、現在はどちらかと言うと試合が来て、自分たちが目標としてやってきている土台のところ、そこに戻るというところはあるので、試合ごとに肉付けが少しずつされているようなところを確認するような作業だと思っている。

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