3年でこんな差になったかという川崎戦、そしてシーズン最終戦へ
(Report by 轡田哲朗)
「もうちょっとだったのに」という感覚はない試合
浦和レッズは16日の川崎フロンターレ戦に1-3で完敗し、今季の最終戦となる北海道コンサドーレ札幌戦を19日に戦う。川崎戦で言えば、少なくとも勝つか負けるかみたいなところの勝負をさせえもらえなかったという印象で、興梠慎三も「相手に押し込まれて耐える時間が多くなるというのは試合が始まる前から想定していましたけど、うーん、ちょっと厳しい試合だったかな」という感じだった。
約1年前、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)の決勝で浦和レッズはアルヒラル(サウジアラビア)に、コテンパンにやられた。あの試合を見て、勝つか負けるかみたいなところで悔しさはあまり湧かなかった。むしろ、悔しがらせてももらえないくらい差があったという感があった。先制しているのにも関わらず勝利のイメージが浮かぶ瞬間がほぼなかったこの川崎戦には、アルヒラル戦と同じような感覚があった。
(残り 1824文字/全文: 2234文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ