浦レポ by 浦和フットボール通信

西川周作が驚いた、最終ラインの変化とは? 沖縄キャンプがいよいよスタート

(Report by 河合貴子)

「自分の長所も生かされる」

積雪予報が出されていた1月24日、冷たい雨の中を沖縄キャンプへと向かった浦和は、今日から本格的に金武町フットボールセンターでの練習を開始した。午前の練習が終了し、キャンプ初日にZOOM取材に登場したのは西川周作選手であった。

沖縄キャンプインする前に、すでに大原練習場で始動していた浦和だ。「チームのメンバー的にも入れ替わりがありましたし、監督も変わって、初日からポゼッションもたくさんもやって、ここ1週間の大原ではかなりポゼッションのトレーニングで負荷を高めることができたので、基本的なやり方とか選手も少しずつ分かりサッカーができている非常に充実した時間を過ごせていると思う」と話し、新加入選手たちについて「彼らの若い勢いみたいのがあるし、ほかに雰囲気作りとして若い選手たちに積極的に話すようにしている。ベテランの選手関係なくやれている。良い雰囲気で、やる時はやるとできている」と笑顔をみせた。キャンプでいきなり始動するのとは違い、1週間でもリカルド新監督の下で新加入選手たちと練習できたことはお互いを知る上でも貴重な時間になっていたようで、すんなりと沖縄キャンプを始めることができたような印象を受けた。

またキャンプ前にはリカルド監督は、選手たちと個別の面談も行っていたらしく、西川選手は「人柄の良さを話していて感じた」と話し、練習では「監督から言われるのは、『行け!行け!GO~GO』みたいな声がけが多いですし、日本語で『素晴らしい!素晴らしい!』と言う声が聞こえる。なので、ミスに対して言うのではなく、とにかくチャレンジ、トライしてミスしたら切り替えてということを強く要求しているので、良い雰囲気で、良い声がけをしてくれている」とポジティブなリカルド監督の声がけで、非常にチームの雰囲気もよく練習が行われているようだ。

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