浦レポ by 浦和フットボール通信

第2登録ウインドウに向けて新規外国人選手等の入国ビザの発行は現在協議中

Jリーグ第6回定例理事会後にメディアブリーフィングが行われた。

まず、村井チェアマンは「ACLでは日本の4チームが困難な状況の中で健闘をして頂いている。そうした共有から理事会を始めました。また昨日、環境省とJリーグの連携協定の調印式を行いました。また、それを踏まえた形でのトークセッションがあり、小泉大臣、私、中村憲剛、Jリーグの特任理事でもあり、環境省のアドバイザーであり、間を取り持ってくれた夫馬さんとセッションを行いました。

天然芝で公式戦を行うJリーグにおいては、もちろん屋外競技となるわけで、常に環境との裏表の中で競技会が実施できる。環境の恩恵を受けて我々は存在していると常日頃感じていましたので、環境保全については、多くのクラブがホームタウン活動、シャレン活動で、幾多の活動を実践していますので、今回のパートナーシップについて大変喜んで参加させて頂いた次第です。トークセッションではどういう思いで環境省と向き合っていくかという質問がありました。中途半端ではなく、しっかりやる必要があると申し上げました。

報道で学んだことですが、チベットの永久凍土から採取した水の中には30種類ぐらいのウイルスがあり、その内28種が新型だったという記事を目にしたことがあります。まさに二年間コロナウイルスと戦ってきたわけですが、コロナが終息すればすべてが解決するわけではなく、第2、第3の環境問題、気候変動がもたらす災いが出てくる可能性がないことはないわけで、このタイミングでコロナ禍ではあるわけですが、環境対策にも一歩踏み込んでいこうと、57クラブ、全クラブが環境問題に取り組んでいきます。

例えば、使い捨てのプラスチックを全試合試合会場では使わないということが、目標としてはあるかもしれません。2025年ぐらいまでには一部報道では、25年ぐらいにはリサイクルコストが下がってくる。石油製品の代替製品が比較的コストがリーズナブルになる見通しがあると聞いていましたので、一定のタイムラインを設けて、全クラブで取り組むべき案件だと思うと申し上げました。25年までに全クラブがプラスチックを使わないと合意したようなニュアンスとも捉えかねない私の発言でしたが、実際はクラブとの合意はしていませんし、これから環境省との学びの場を通じて深めていきたい次第です。

またワクチン接種については、選手、クラブ関係者が希望すれば、なるべく接種出来るようにしたいと申し上げましたが、実際にクラブも自主的にワクチン接種の関係機関と協議を重ねて進みつつあるようです。これも同時進行ですが、Jリーグとしても出来る限りのバックアップをしていきたいと思います」と挨拶した。

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