浦レポ by 浦和フットボール通信

オリンピック後、ポストコロナを見据えてのJリーグが考えるコンセプトとは

リーグ第7回理事会後のメディアブリーフィングが行われた。

村井チェアマンは「オリンピック開催期間中の中での理事会となりました。オリンピックそのものについては開催の是非。観客入場の是非など様々な議論が繰り広げられていましたが、実際、競技会が始まると、我々はサッカーの団体ですので、日本代表U-24、なでしこの動向に釘付けになっている日々です。Jリーグの選手も数多く招集されているU-24の活躍は嬉しくもあり、ハラハラドキドキでもあり、一緒に戦っているような状況です。

今日は、理事会に先立って、反町技術委員長に参加頂いていましたので、今の代表チームの状況であったり、選手達を取り巻くオリンピックの環境であったり、直近のリアルな情報を共有頂きました。まだ決勝ラウンド進出が決まったわけではありませんが、予断なく準備していますとのことでした。大変高いモチベーションと選手達だけではなくて、チーム関係者との強い絆で、非常に良いコンディションで前を向いていますとの言葉がありました。参加者一同応援していますよという話で理事会が始まりました。

理事会は自由闊達な意見交換の場でしたが、オリンピック、パラリンピックが終わった後にJリーグがどのような思想、コンセプトでスポーツに向き合っていくのか、その視点を理事会としても共有していこうということで、色々な議論がありました。無観客ということでの競技会がメインになっていますが、従前とは違うスポーツシーンでのふれあい方も視野に入れながら、リアルでのサッカー場での顧客体験とバーチャルでの様々な体験の価値を両面上げていく方向で議論していこうと申し合わされました」と挨拶した。

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