浦レポ by 浦和フットボール通信

まずは良い突破条件を リカさんのメンバー選考と考え方に注目【轡田哲朗レッズプレビュー/ルヴァン杯準決勝1st C大阪戦】

(Report by 轡田哲朗)

これまでのルヴァン杯と同様に「計画的な45分ずつ」の起用もあるか

浦和レッズは6日にルヴァン杯準決勝の第1戦で、セレッソ大阪をホームに迎える。この準決勝は2戦合計方式なので、毎回のように言っている通り、この試合は「第2戦での突破条件を決める試合」という位置づけになる。どんなスコアで終わってもこの試合で決まることはないが、第2戦の難易度や重要なポイントは変化する。だから、アウェーゴールを渡したくないとか、できるだけ得点をしておきたいとか、そのようなことは今さら言うまでない当然のことだろう。

何よりも、この試合は1-5でヴィッセル神戸に大敗してから中3日の試合という要素がある。それまでの試合で結果を出してきたチームであったにしても、この神戸戦に関しては「低調なプレーをしたな」と感じさせた選手もいる。それまでに結果を出しているチームだからこそ変えないことを選んできたリカさんだが、シーズン終盤戦に向けての信頼できる選手を増やす、確認するという意味でも、このセレッソとの2試合はチームの総合力がテストされる。

大会が変わることからもGKは鈴木彩艶でいくと予想している。また、酒井宏樹が日本代表に招集されていることから、西大伍の姿を見られるのではないか。宇賀神友弥が左サイドバックをすることもあるだろうし、サイドハーフは両サイドともフレッシュな顔ぶれにして不思議がない。キャスパー・ユンカーにスタートからのチャンスを与えて「ゼロトップ型」とは違うやり方をするタイミングとも言えるだろう。

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