浦レポ by 浦和フットボール通信

リカルド監督がクラブと改めて話し合ったこと 忘れてほしくない『サッカーを楽しむ』という姿勢

(Report by 河合貴子)

後半戦に向けて1試合ずつしっかりと闘っていく

リカルド・ロドリゲス監督は、インターナショナル・マッチウィークの中断明けの初戦となる名古屋グランパス戦の前日リモート会見で「J1では、3勝、4勝の勝利数が違うだけで、けっこうポジション(順位)が変わる。我々は、ドローが多い状況だ。細かいところで勝てなかった。例えば、現状より4勝多ければと思うと、かなりポジションが違う。今後は、1試合ずつしっかりと闘っていきたい。現在は、まず名古屋のことだけを考えて闘いたい」と名古屋戦に集中した。

16試合を終えて、2勝9分け5敗と結果がなかなかついて来ず悔やまれる試合が多かったのは事実である。だが、3年計画の結実の年とリーグ優勝を掲げてスタートした今シーズンに、序盤のつまずきで厳しい状況に追い込まれてしまった。

「今季はリーグ優勝という大きな目標を掲げてスタートしたが、現状を見ればそれが少し難しい状態になっている。カップ戦、ACL(AFCチャンピオンズリーグ)を獲りたいと思っているし、リーグ戦ではここからどんどん上がっていき、できるだけ高いポジションで終わらせたいと思っている」とリカルド監督は、気合いを入れ直した。

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