松沢呉一のビバノン・ライフ

コロナバブルは終了しました—コロナ気分からワクチン気分へ[1]- (松沢呉一)

 

気のゆるみと感染者の増大

 

vivanon_sentence

おばあちゃんたちが歩きながら、GoToトラベルで旅行しまくっている話をしていて、一人のおばあちゃんは沖縄まで行ったと言ってました。

一人旅なら防護しようがありますけど、多人数によるツアーは危ないと思うなあ。どうせ食事時はマスクを外したまま話すに決まってますし、同室の人たちともマスクなしで話さないではいられないでしょう。布団を並べると、寝ている時にも感染する可能性はあるでしょう。

それでも覚悟していればいいと思うのですが、いざ感染したら、自己隔離する覚悟をしているわけでもなくて、どうせ病院に行くべ。そうすっとベッドが飽和するべ。「検査せず、病院にも行かずに自宅で死のうキャンペーン」を同時にやらないとね。

続いて2日ほど前の話。ヘルペスによるかさぶたがとれたので、マスクなしで買物に行ったついでに古本屋に寄りました。この古本屋は緊急事態宣言の間は休んでいて、そのあと営業再開していたのですが、入るのはコロナ以降初です。

と、入口に大きく「マスクの着用をお願いします」と貼紙が出ていて、アルコールも置いてあります。通路が広いスーパーやコンビニだったらいいのですが、人がすれ違うことも難しいくらいの狭い店ですから、マスクなしで入るのはためらいました。「ちょっとそこまで買物に」の気分だったため、マスクの入ったリュックも持ってきてません。

他に客がいたら遠慮しようと思ったのですが、客がいなかったので中に入り、すぐさまナチスの本を見つけてレジに行ったら、店主もマスクをしてませんでした。ビニールカーテンもありません。この時は会話していないですが、客と会話することもあるでしょうから、おそらく前は店内でもマスクをしていたのだろうと思います。

この店のアルコールは出ましたけど、店によってはアルコールが切れているのに補充あるいは交換していないことも増えているように思います。

皆さん、気がゆるんでいるのですよ。その点、その場その場でマスクが必要かどうかを判断して、マスクをする時はする、しない時はしない、必要と思えばフェイスシールドもするという方針の私は、とくに気がゆるんでいる自覚はなく、周りに流されていません。最初からアバウトですけど、アバウトな方が長続きすると思うなあ。

※12月11日付「NHK特設サイト」 線グラフは一週間の平均値をつないだものです。なだらかにはなってますが、なお増え続けて、連日のように記録更新中

 

 

2020年「ビバノン」におけるPVの推移

 

vivanon_sentenceおおむねどこのサイトでもそうだと思いますが、「ビバノン」へのアクセスは世相を見事に反映しています。

外に出してはいけないのかもしれないですが、具体的数字がわからないようにしておけばいいべ。

今年の「ビバノン」のPV推移は以下(Googleアナリティクスより)。

 

 

 

 

昨年12月下旬から1年間のグラフです。

本年2月下旬に急増したのは言うまでもなくコロナです。ここからコロナバブルが始まって、それまでの数字の200パーセント増。それまでの数字の3倍ってことです。そのあと落ち着きますが、5月から8月までは安定して200パーセント程度の増加が続きました。

悲しいかな、これだけ増えても講読者がそれに伴って増えた事実はありません。それでも数字が好きなので、PVが増えるのは嬉しい。

しかし、秋になって徐々に落ち、ここに来てさらに落ち込んできています。今現在、前年比70パーセントから100パーセント増といったところですが、なお数字は落ちていくと予想できます。

 

 

next_vivanon

(残り 1389文字/全文: 2905文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ