銭湯で聞いた外国人バイトの評価—新・銭湯百景[11]-(松沢呉一)
「銭湯で感じるコロナ禍の影響—新・銭湯百景[10]」の続きです。
健康診断の結果
すっかり春の陽気ですけど、私は気分がすぐれません。
書くタイミングがなかったですが、椎間板ヘルニアのついでにやった健康診断の結果、大きな問題はなし。デブとか、尿酸値やコレステロール値が高いとか、小さな問題はいっぱいあって、それらのポイントには「経過観察」マークがついてましたが、それぞれ気合いや納豆でなんとかなる範囲です。心電図にも「なんとかがある」と医者が言ってましたが、なんだったか忘れました。「未来がある」「夢がある」とかではなかったと思います。
「尿酸値が高いと通風のリスクが高まりますので、気をつけてください。レバー、魚卵、脂っこいラーメンは食べますか」
「そういうものを選りすぐってガツガツ食べてます」
「少し控えめにした方がいいですね」
「はい」
返事だけはよし。
糖尿病だとコロナウイルスで死ぬ可能性が高まるので、そこは気になっていたのですが、尿糖は正常。いつ感染してもいいです。
尿糖値がわからなくてもそう思っていたわけですが、どうして世界は基礎疾患がなければほとんど死なないことがわかって以降もコロナウイルスをああも怖がったんだろ。そこが理解できない人たちが出てきてしまうのは当然であって、私も理解できません。根拠なく脅える人たちが「政府と製薬会社の陰謀だ」との陰謀論を生み出す根拠になったのです。
それぞれの判断で好きにすればいいけれど、私はバタバタ死んでるワクチンは不要。ワクチンが原因ではないとされていますが、いくらなんでも死者が出過ぎじゃね? 血栓等の副作用も出過ぎじゃね? 前に書いたように、そんなリスクを受け入れるんだったら、コロナウイルスのリスクを受け入れて何もしなくてよかったような。
足が痛い
ともあれ、健康診断の結果は大きな異常なしでしたが、足が痛くてよ。昨年からよく足が攣るような痛みがあったのが痺れになって、つねに痺れている状態だったことはお伝えした通り。リハビリをやってもとくに変化がないので、その後行ってません。
薬も処方されたのですが、ビタミンB12です。神経を正常化させる効果があるらしいのですが、神経が正常だから痛いんじゃないんか。神経を鈍磨させる薬じゃないと効かないような。
実際、飲んでも効いた実感はなし。レバーの焼き鳥をよく買い食いしているので、ビタミンB12が足りないとは思えない。だから尿酸値も高いくらいで。
痺れた状態に慣れてしまったので、まあいいかと思っていたのですが、先週から、再び攣るような痛みが出ています。
たいていの場合、長くても30秒かそこらで治まるのですけど、少なくとも数時間に1回、多い時は1時間に数回痛む。けっこうな頻度なのと、寝ている時にも痛みが出ることがあるのが厄介です。
足が攣ることを考えればおわかりになろうかと思いますが、寝ている時だと確実に目が覚めます。目が覚めると、そのまま寝られなくなり、その分、昼間に寝てしまいます。
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