松沢呉一のビバノン・ライフ

「人類滅亡バテ」しました—東中野の銭湯事情と世界の洪水事情-(松沢呉一)

 

 

銭湯の激戦区・東中野と落合

 

vivanon_sentence夏バテならぬ人類滅亡バテで、体調まで悪くなってきてよ、今日は1日寝ていたぜ。昨日はずっと歩きまわっていたので、たんに体が疲れたためかもしれないけれど。

昨日は中野区の松本湯に行ってました。住所は東中野、最寄り駅は東西線の落合。8月1日にリニューアルオープンして、初日に行ったのですが、ムチャクチャよくなりました。

もともと松本湯の洗い場は細長くて無駄なスペースがあり、そこにぶら下がり健康器が置かれていたのですが、今回のリニューアルでその広さを有効に使っていて、浴槽が広く、多様になりました。

昨日は通常は空いているはずの夕方に行ったのですが、人がいっぱいでした。

そんな時間に親子がいて、子どもふたりがかわいくてさ。浴槽にいたら、子どもが入ってきたのですが、頭の後ろに石鹸がついたままだったので注意をしまして、そこからお父さんと話したら、またもネパール人でした。

でも、残念ながら、親子とも日本語はほとんど話せないみたいで、会話がつながらず。

キンキンに冷えた水風呂とは別に30度くらいの水風呂がありまして、彼らはそこに入っていることが多かったので、やっぱりネパール人は熱い湯が苦手なのかも。

他に目立つ客としては、全身モンモンの入ったグループがサウナに入りに来ていて、工藤会の裁判についてどう思うか聞きたかったのですが、聞けないです。

あの界隈は銭湯の激戦区です。「今時そんな場所があるんか」って感じですが、東中野駅前にあるアクア東中野健康浴泉はどっちも人気。新宿区になりますが、山手通りと早稲田通りの交差点近くにある松の湯は私に人気。高度成長期タイプで、サウナは壊れてもう使用されていません。そういう銭湯が私は好き。これも新宿区ですが、松本湯を北に行くと、古い木造の梅の湯があります。

その中で今現在は松本湯が人気トップでしょうけど、他から客を奪ったというより、今まで銭湯に行っていなかった客を開拓したんじゃなかろうか。

 

 

今年は気象学者たちにとっても衝撃の連続

 

vivanon_sentenceネパールでも今年は豪雨による洪水と土砂崩れがあって、100人以上亡くなっているので、その話を聞きたかったのですが、他のネパール人にもう聞いているのでまあいいか。

インドの熱波や洪水も同様にあんまり話題にされておらず、それよりコロナの方が話題ですが、いかに暑さに慣れていても、45度はきついべ。エアコンを買えない家も多いですし、場所によっては水不足が起きてますし。

今年は転機っぽくて、気象学者たちも焦っている感じです。ドイツとベルギーの洪水に関するヨーロッパ+北米の38人の気象学者たちの報告(のダイジェスト)を読んでいたんですけど、気象学者たちにとってあの洪水は衝撃だったらしい。

 

2021年8月25日付け「world weather attribution

 

氾濫した川はおもに3つで、そのひとつであるアール川(Ahr)で洪水があったのは500年以上前。死亡者はドイツとベルギー合わせて222名ですけど、ほとんど洪水の記録のない場所で起きたことが衝撃。

原因は同じ場所での降雨が続いたことにあるようです。今年は日本もそうでしたし、韓国も台風が短期間に3度上陸。中国も河南省は一ヶ月でダブル洪水。世界的にこの傾向がありそうです。

 

 

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