ヴォルティススタジアム

【徳島vs新潟】フォトレポート:ホーム最終戦。”らしさ”は見せたが、ゴールを奪えず。

■2018明治安田生命J2リーグ第41節
11月11日(日)徳島 0-0 新潟(14:03KICK OFF/鳴門大塚/5,735人)
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新潟戦のスターティングメンバー。前節から4人が入れ替わった

7試合勝利から遠ざかるヴォルティスは、ホーム最終戦で連敗を止め勝利で飾りたいところ。前節から4人が入れ替わり、藤原と井筒が2試合ぶり、杉本竜士とウタカが4試合ぶりにスタメンに名を連ねた。
前半、前節からスタメンを4人入れ替え、ロングボールをタ―レスと新井に入れて起点を作る新潟に対し、ヴォルティスはやや押し込まれる展開となった。
徳島の最初のシュートは14分、前線でいい形でボールを奪うと、前川のクロスにウタカがヘディングシュート。28分にはCKからサインプレーからチャンスを作るが、「サイドを効果的に崩せていなかったので、変化を付けるためにも入れ替えました(リカルド監督)」と話すように、杉本竜士と表原のポジションを入れ替えるなど試行錯誤が続く展開となる。

後半、「ビルドアップと前線とをつなぐ役割を話して送り出しました」とリカルド監督が振り返ったように、杉本太郎をインサイドハーフに入れ前川とウタカを前線に入れる形に変更。後半開始直後に杉本太郎の縦パスからウタカが落とし小西が強烈なシュートを放つなど、ボールの流れがスムーズになる。48分には岩尾のパスを受けたウタカが強烈なシュート。54分にはウタカのボールキープからオーバーラップしてきた岩尾が決定機。その後も62分には井筒、63分にはウタカ、68分にはウタカのシュートがクロスバー、そのこぼれを前川がダイレクトボレーと立て続けに決定機を迎えるが、いずれもゴールとはならず。

押し込みながらもゴールを奪えない中、試合終盤にはバラルと内田を投入し、1点を奪いにいく。後半アディショナルタイムには内田のクロスにバラルが飛び込むが、シュートはきまらず。結局試合はスコアレスドローで終了。

「今日は自分たちの持ち味を出せたと思います(前川)」と徳島らしさを見せたホーム最終戦だったが「良いサッカーを表現できましたが、やはり勝たないとダメです(井筒)」と今シーズンを象徴するような試合になってしまった。
残る試合はアウェイ松本戦。昇格のかかる相手に対し、来季へつながる試合にできるか。

ホーム最終戦セレモニー後、サポーターにあいさつする監督と選手たち。

□試合フォト

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