【金沢vs徳島】後半の決定機を活かせず。今季2度目のスコアレスドロー。
■2019明治安田生命J2リーグ第16節
6月2日(日)金沢 0-0 徳島(14:03KICK OFF/石川西部/3,163人)
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今節は「なかなかゴールを割るのは簡単ではない。難しい試合になる(リカルド監督)」と話す、現在8位につけるツエーゲン金沢との対戦となった。
試合序盤、金沢のプレスをテンポのよいパス回しでかわしながらチャンスを作るヴォルティス。この日前線に入った河田がサイドに流れながらボールを収めることで起点となった。
しかし、前半途中から中盤にスペースが生まれはじめると、金沢にセカンドボールを拾われるようになり「ボールがなかなかつながららず、簡単なところで失ったり、プレーに連続性がなくなってしまった(リカルド監督)」ことで、相手の得意なカウンターを受ける場面も目立つようになる。また37分にはヨルディバイスが途中交代で石井と交代するアクシデントもあり、なかなかリズムをつかめない前半となった。
後半は「うまくボールを動かすことができましたし、この試合に向けてやっていきたい狙いがしっかり出てきたら、おのずとチャンスが増えました(リカルド監督)」と話す通り、前線の清武にボールが入り始め、徳島の時間帯が多くなる。
68分に直接FKから小西が直接狙うと、73分には「マンツーマンで守備をする金沢の選手を剥がすため(リカルド監督)」には清武に代わって渡井理己を投入。空いたスペースに顔を出しドリブルでボールを運べるようになりチャンスも多くなる。79分には、途中交代で入った渡井がフリーランでスペースに走り込むと、小西からパスが通り決定機となるがシュートは枠外。81分には渡井のクロスを河田が左足で合わせるが枠外。83分には野村がミドルシュートを放つもクロスバー。87分には右サイドからカットインした河田がゴールマウスを捉えた左足シュートを放つがGKに防がれてしまう。
試合終盤には徳島が連続して決定機を作ったものの、結局試合は0-0で終了。チーム全体のハードワークもあり安定した守備を見せるものの、攻撃では特に後半は決定機を作りながらも活かせず。今季2度目のスコアレスドローに終わり、4試合ぶりの勝利とはならなかった。
□試合フォト
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