【徳島vs鹿島】試合フォトレポート:鹿島の堅守を崩せず。ダニエルポヤトス監督の“初陣”を飾れず。
■明治安田生命J1リーグ第10節
4月17日(土)徳島 0-1 鹿島(14:03KICK OFF/鳴門大塚/5,748人)
得点者:31’町田浩樹(鹿島)
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C大阪戦から中2日。チームに合流したダニエルポヤトス監督が初めて指揮を執る試合となった。対戦するのは今週成績不振により監督交代があった15位・鹿島アントラーズと対戦。
スタメンは前節から3名変更。中盤では鈴木徳真、渡井がスタメン復帰、杉森は今季初スタメン。鹿島から期限付き移籍しているため、垣田が出場できない最前線には宮代、右サイドに杉森が入る形でスタートした。
開始早々、宮代が渡井とのワンツーからシュートを狙い最初のチャンスを作ると、今季リーグ戦初先発の杉森が力強いシュートを放つなど幸先の良いスタートを切ったかに見えた。
しかしその後は「思ったよりも相手もボールの動かし方を分析していて、サイドバックの出足やダブルボランチのスライドが思った以上に速くて、岸本選手と藤原選手のところにボールが入っても、なかなかボールを前に進めることができない時間が続いていました(岩尾)」と話すように、思ったようなビルドアップができない時間帯が続く。
そんな中、試合が動いたのは30分。CKから町田に決められ先制点を許してしまう。43分には上田に突破を許し決定的なシュートを放たれるが、これはGK上福元がセーブしゴールを許さない。
ハーフタイム「もっともっとチームでボールを動かしていくこと。自分たちのサッカーにフォーカスしよう。相手は球際に強いが、スペースを見つけて崩していこう」と選手たちを送り出したダニエル ポヤトス監督。
1点ビハインドで迎えた後半、岩尾がDFラインに下がりビルドアップに加わることで「自分たちの良いところを出すことができたと思っています(ダニエルポヤトス監督)」と話す通り、少しずつ相手を押し込みながら試合を支配し始める。
57分に選手交代。渡井、杉森に代えて、河田、浜下が投入される。
前半に比べて両サイドを起点に相手陣内にボールを運ぶ回数が増えるようになるが、そこから先にボールを運ぶことができない。
68分には、鈴木、藤原に代えて、小西、今季初出場の西谷が投入し、攻撃のテコ入れを図る。
しかし、ビルドアップにプレッシャーをかけつつ、コンパクトな布陣をキープする鹿島の守備を崩すことができない。
88分、浜下のドリブルからアーリークロスを入れると、90分には浜下のシュートのこぼれ球を小西がミドルシュートで狙うが枠外。最後まで攻めきれず試合終了の笛。
公式記録上ではシュート2本に終わった徳島。ダニエルポヤトス監督の”初陣”を勝利で飾ることはできなかった。
□試合フォト
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