【G大阪vs徳島】試合フォトレポート:後半同点に追いつくも直後に突き放され敗戦。攻撃の精度に課題。
■明治安田生命J1リーグ第16節
5月27日(木)G大阪 2-1 徳島(19:03KICK OFF/パナスタ)
得点者:27’パトリック(G大阪)67’岩尾憲(徳島)72’宇佐美貴史(G大阪)
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中断期間まで残り2節。今節は「順位関係なくしっかりとG大阪という相手を見て戦うことが重要(ダニエル監督)」と話す、現在19位のG大阪との対戦となった。
スタメンは前節・名古屋戦と同じメンバーで臨んだ。
最初にチャンスを作ったのは徳島。7分、宮代の競り合いから垣田がセカンドボールを拾い杉森へスルーパス。杉森がシュートを狙うがDFにブロックされる。21分にも杉森が左サイドに侵入しシュートを狙うなど試合は徳島ペースで進む。
「相手のコートに数的優位がある方へ進んでいくという点についてはいいシーンもたくさんあった(岩尾)」話す通り、相手陣内までボールをスムーズに運ぶことはできていたものの、G大阪が5バック気味でスペースを消されたこともありなかなか決定的なシュートまでもっていくことができない。
そんな中迎えた27分、左サイドから右サイドに展開され守備のスライドが遅れると、フリーとなった小野瀬のクロスボールをパトリックに合わされ先制を許す。41分には杉森が空けたスペースに岩尾がスルーパス。深い位置からジエゴがクロスを入れるがミスキックでチャンスにはならず。結局前半は0-1でハーフタイムへ。
ハーフタイム「時間はある、落ち着いて自分たちのやるべきことに集中しよう。冷静に、かつアグレッシブに戦っていこう。シュートを打つ意識を高く持つこと」とダニエル監督に送り出された選手たち。
後半開始早々、垣田が獲得したCKからドゥシャンが合わせるが枠外。53分にはジエゴのクロスボールを垣田が合わせると、56分にはボールを奪った鈴木のスルーパスを宮代が抜け出すがわずかにオフサイド。
そして迎えた64分、右サイドで岸本と小西のパス交換から岸本が鋭い横パスをDFラインと中盤の間に入れる。ボールを受けた宮代が垣田とのワンツーで抜け出そうとしたところを相手DFが倒しPKを獲得。岩尾が落ち着いて決め同点に追いつく!
69分には敵陣で宮代がボールを奪いドリブルで持ち込むと、最後はジエゴのクロスに垣田が合わせるがシュートは枠外。
同点に追いつきここからと思われた72分、相手のクリアボールがゴール前に上がるとパトリックと上福元が競り合う。上福元のパンチングでクリアしたこぼれ球を宇佐美に決められてしまう。このシーン、競り合ったパトリックの位置がオフサイドかと思われたが、ジエゴがわずかに残っていたためオンサイドとなりゴールが認めれることとなる。
再びリードを奪われた中、77分には小西の落としたボールを宮代、79分には西谷と渡井を投入。90分には西谷のクロスに垣田、90+3分にはバトッキオのクロスをドゥシャンが中に折り返すが中で合わせる選手はおらず。最後はパワープレーも含めてゴールを狙うがネットを揺らせず1-2で試合終了。
相手を上回るシュート(G大阪5本、徳島13本)を放ちながらも「より脅威を与えられる際どいプレーや崩しは、侵入回数の割には質が低かった(岩尾)」と、改めてアタッキングサードでのフィニッシュの精度に課題が残る試合となった。
□試合フォト
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