ヴォルティススタジアム

【清水vs徳島】試合後の選手コメント:松澤香輝「最初はセーフティに選択肢を持ちながらプレーしていく事を意識していました」石尾崚雅「リーグ戦に向けていいアピールにはなったと思いますし、まずはチームとして初勝利を掴みにいきたい」

■YBCルヴァンカップ第2節
3月2日(水)清水 1-1 徳島(19:03KICK OFF/アイスタ/5,064人)
得点者:23’ムシャガバケンガ(徳島)70’神谷優太(清水)
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○松澤香輝選手
Q:プロ初出場となりました。
「まず試合に出ることを目指してきた中で、プロ8年目で初出場することができました。これまで本当に苦しいことが多くて、このまま試合に出られないんじゃないかと思うこともありました。それでも試合に出られていない時に応援し続けてくれる方がいたり、つらい時に助けてくれた人がたくさんいました。その人たちの想いを背負って覚悟を持って、何とか試合に出ることができて良かったです」

Q:実際に立ったピッチに立った感想は?
「あまりどうだったか、感想も考えられないくらい余裕はありませんでした。このピッチで活躍したい、シュートを止めたい気持ちがプレーする毎に強くなりましたし、とにかく勝ちたいと思いました。次の出場は決まっていませんが、試合に出た時にはチームを勝たせられる存在になりたいです」

Q:プレー面では、持ち味の効果的なビルドアップとシュートストップを見せることができました。
「試合の入りのところで、相手が前から来ることがわかっていたので、最初はセーフティに選択肢を持ちながらプレーしていく事を意識していました。1本目のパントキックのところでうまく味方に通ったところからスムーズに試合に入ることができましたし、リスクを負わずにいい選択肢を持てるように、そこだけは試合の中で意識していました」

Q:神谷選手のシュートも素晴らしかったと思いますが、あのシーンをGKの目線から振り返ってもらえますか?
「まずFKになった場所が中央で、どちらのサイドでもシュートを打たれるような位置で壁の配置もすごく難しい状況でした。サイドをやられないように壁の上を超えた時に勝負しようと思っていましたが、触ることができず決められてしまいました。自分の力不足というか、あのシュートを止められるGKになりたいと思います」

Q:チームとしてボールもうまく回っていた印象ですがGKからどう見ていましたか?
「チーム全員の守備意識が良かったと思います。前線からプレッシャーをかけてボールを奪ったり、強度であったり、試合全体を通してよかったと思います。前半は特に相手から効果的にボールを奪うことが多く、そこから前にボールを運ぶことができました。またフィードにも優れた選手も多いので、上手く崩せるシーンが多かったです」

Q:後半押し込まれる場面も増えました。
「個の力がある選手がたくさん入ってきて、連動した守備だけでなく個人で止めるしかない状況ができて、後手を踏んでしまったシーンがありました。ゴール前で粘り強く体を張って守る選手がたくさんいたのでなんとか防げたシーンもありましたが、個の質のところで後半途中から上回られるシーンが多かった印象です」

Q:広島戦に比べても上回る内容でした。今後の試合に向けて意気込みを教えてください。
「今日の結果に対して満足している選手は誰一人いませんし、悔しがっている選手も多かったです。今日の全員の想いを次の試合で結果につなげていきたいです。次の試合もJ1相手ですけど、負けていい試合は1つもないですし、切磋琢磨してやっていきたいです。
またリーグ戦でもまだ勝つことができていなので、今日ルヴァンカップに出た選手の中からリーグ戦に関わってくる選手をもっと出していかないといけません。底上げという意味ではルヴァンカップにとどまらずリーグ戦に出場して活躍しなくてはいけないと思うので、全員でもう一度意識し直して貪欲にやっていきたいです」

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