ヴォルティススタジアム

【徳島vs東京V】試合フォトレポート:迫力のある攻撃を見せるも、リーグ戦3戦連続ドロー。

■明治安田生命J2リーグ 第3節
3月6日(日)徳島 1-1 東京V(14:03KICK OFF/鳴門大塚/3,886人)
得点者:32’内田航平(徳島)36’深澤大輝(東京V)
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開幕から続く5連戦の5戦目、リーグ戦第3節を迎えた。今節は前節栃木に3-0で快勝し初勝利を挙げた東京Vと対戦した。

スタメンは前節岡山戦から1人変更。右サイド川上に代わって藤田がスタメンに名を連ねた。

先手を取ったのは風上の徳島。開始直後からプレッシャーをかけ相手を押し込む。1分、左サイド西谷のドリブルから浜下、渡井が絡みシュートを狙うと、2分には櫻井がミドルシュート、6分には西谷のクロスに白井がニアに飛び込む。16分には内田の縦パスから最後は渡井がシュートを狙うがGKが顔面セーブ。18分にも西谷、20分には新井のクロスに藤尾、31分にも波状攻撃から西谷のクロスに藤尾が飛び込むが合わない。
しかしこのプレーで得たCKから「キックのフィーリングも良かった」という藤田のボールに「藤田選手のボールの癖を感覚的に覚えていました」という内田がヘディングシュート!これが決まり先制点を奪う。

先制後、そのまま勢いに乗りたいところだったが38分、東京Vにプレスをうまくかわされ展開を許すと、フリーとなった深澤にループシュートを許し同点に追いつかれてしまう。

同点に追いつかれた後もすぐに反撃。42分、藤尾のボールキープから新井のシュートがクロスバーに直撃すると43分にはボールを奪った櫻井がGKの位置を見てロングシュートを狙う。44分にも決定機。西谷のクロスに藤尾がシュートを狙うが相手GKがわずかに当てゴールならず。

1-1で迎えた後半、開始直後右サイドから浜下のドリブルをきっかけに攻撃を仕掛けると、54分には藤尾のポストプレーから新井の横パスを櫻井が強烈なミドルシュートで狙うがGK高木和にセーブされる。風下になったこともあり、相手に反撃を受けることも多くなる中、62分には最初の選手交代。後半に入ってイエローカードをもらった安部と櫻井に代えてカカと長谷川を投入する。65分には相手のミスパスをカットし右へ展開。藤田のクロスに渡井が飛び込むと70分には藤田のFKから新井のヘディングはゴールマウスをとらえるがGKにセーブされてしまう。

そんな中迎えた78分、ロングボールから相手に抜け出されたカカが相手を倒してしまい一発退場となってしまう。徳島は1人少ない状態となる中「(数的不利の中で)センターバックのポジションを埋めること、そして失点をしないことが一番の役割だと思いました(石尾崚雅)」と石尾とオリオラサンデーを投入し態勢を整える。試合終盤は数的優位を生かして押し込む東京Vに対し、徳島もDFラインを中心に粘り強い対応でゴールを守る。結局、試合はそのまま終了。試合終盤の数的不利をしのぎ切り勝点1を積み上げた。

試合後「決まっていればというシーンはたくさんありました。たら、れば、はだめですが、そういう試合が何試合も続いているというのは自分たちの力不足(櫻井)」「良い流れで良いサッカーをしたからOKだとは誰も思っていません。「勝ちたい」という気持ちで試合に臨んでいますが、まだまだ甘さが出てしまっています(西谷)」と自らに矢印を向けている選手たち。

次節こそ初勝利を挙げてほしい。

□試合フォト

試合前、リーグ戦200試合出場した西谷和希選手に花束が贈られ記念撮影。

試合前のコイントス。

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