ヴォルティススタジアム

【熊本vs徳島】試合フォトレポート:お互いに攻め合う激闘はドロー決着。3連勝ならず。

■明治安田生命J2リーグ 第25節
7月6日(水)熊本 1-1 徳島(19:03KICK OFF/えがおS/2,005人)
得点者:17’浜下瑛(徳島)69’髙橋利樹(熊本)
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前節金沢戦から中3日、アウェイ連戦となる今節はロアッソ熊本と対戦。

スタメンは前節から5人変更。DFには川上と石尾が、中盤には櫻井と児玉、FWには藤尾がそれぞれ入った。

熊本さんはボールを回すのが上手いチームなので、中央での攻撃を抑える狙いがありました(浜下)」といつもとは違う守備の立ち位置でスタートするが、最初にチャンスを作ったのは熊本。11分には中央を崩され杉山に決定的なシュートを放たれるがGK長谷川が好ファインセーブ。15分にも強烈なミドルシュートを打たれひやりとさせられる。

しかし先制したのは徳島。17分、安部を起点に左サイドへ展開すると浜下がドリブルで仕掛けると、「渡井選手がシュートかセンタリングを上げるかと思い中に入っていたんですが、そこで児玉選手が僕を見ていてくれて、あとはゴールは見ずに相手の股を狙うことを意識してシュートを打ちました」と話す浜下が技ありの左足シュート!これが決まり先制点を奪う!

今季リーグ戦初ゴールとなった浜下瑛。

幸先よく先取点を奪ったが、その直後にアクシデント。渡井が相手選手にファウルを受け負傷。ピッチに戻れず杉森が投入される。33分にはクロスボールの処理をする際に長谷川がポストと激突し試合が中断するが、なんとか立ち上がり試合に復帰する。44分には右サイドを抜け出した白井が藤尾へラストパスを送るが相手DFにカットされシュートには持ち込めず。試合は1点リードで後半へ。

「後半、相手は戦い方を変えてくるだろう。状況に応じて対応していくこと。ボール動かして相手を走らせよう。全員で2点目とりにいくぞ」と選手をピッチへ送り出した指揮官。

後半頭から杉森に代えて一美を投入。一美がトップ下に入る立ち位置に変更する。

お互いに前半ほどプレッシャーがかからなくなる中で、後半最初の決定機は徳島。55分、一美のスルーパスを児玉が折り返すと藤尾がシュートを狙うが枠外。57分には新井がミドルシュートを狙う。61分には安部と川上に代えて内田とエウシーニョを投入。65分には一美のクロスを逆サイドで受けた浜下がシュートを狙うがGK正面を突いてしまう。

そんな中迎えた69分、サイドを揺さぶられ中央を崩されると、高橋に強烈なシュートを許し同点に追いつかれてしまう。

同点とされた徳島も反撃。77分にはFKのこぼれ球を児玉がシュート、藤尾が合わせるがオフサイドの判定。81分には白井のスルーパスから藤尾がシュートするも枠外。84分にはエウシーニョが絶妙なアーリークロスを入れるがわずかにDFに触られてしまう。85分には新井のクロスに一美が頭で合わせるが枠外。90分にもエウシーニョのクロスに藤尾が合わせようとするが、これも相手DFにクリアされてしまう。後半アディショナルタイムにはCKから石尾、続いて藤尾がシュートを放つが、いずれも相手DFに防がれゴールを奪えず。

結局試合はそのまま終了。お互いに最後までゴールに迫ったが勝点1を分け合う結果となった。

□試合フォト

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