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【レポート】2012 Jリーグディビジョン1 第28節第1日 鹿島アントラーズ対FC東京 速報 マッチレポート(2012/10/06)

2012Jリーグディビジョン1 第28節第1日
2012年10月06日 15:03キックオフ 県立カシマサッカースタジアム
鹿島アントラーズ 対 FC東京(リーグ:13勝5分5敗)
[入場者数]15,118人 [天候]雨のち曇のち晴、気温24.6℃、湿度83% [ピッチ]良芝、水含み [試合時間]90分

【マッチコミッショナー】玉井朗【主審】岡部拓人
<勝ち点34→37>鹿島アントラーズ5-1(2-0)FC東京<勝ち点40→40>
キックオフ時の気温24.1℃、湿度81% 、雨

○試合前 ランコ ポポヴィッチ監督の談話

──羽生直剛と渡邉千真は前日のトレーニングでも好調でしたが、起用を決断したのはきょうですか?

ポポ 決断したのがきょうだったとして、それにどういう意味があるのでしょうか(笑)。質問に答えると、決めたのは何日か前です。
そのときの選手の調子がいちばん大切だと思っていますし、単純にからだのキレがある選手が必要ですから。そういう意味で決めました。

──きょうの布陣の狙いは?

ポポ この布陣になった理由については、いまも言いましたが、選手を休ませるという意味と、からだの状態のいい選手を使っていくという意味がある。最後までしっかりいい状態で戦えるようにということもありますし、単純にそういう意味での起用です。
最初からわたしが言っているとおり、誰が出場するかは重要ではありません。試合に出た選手がどういうプレーをするのかということが大切です。名前が誰であっても、誰が出ても、自分たちが追い求める哲学、やっていくサッカースタイルは、いつも同じですから。

──選手を休ませる余裕が出てきたということは、けが人が戻って選手層が厚くなってきたと。

ポポ この状態に戻ることが待ち遠しかった。けが人が戻ってきて人数も厚くなったので、こういうこともできる。ヨネ(米本拓司)にしても疲れがある。それは彼にとって当たり前のことで、(怪我で離脱した)長期ブランクのあとで試合に継続して出ることによる疲れは誰にでもやってきます。そういう意味で彼に単純に休みが必要です。
ここで疲れている彼を無理やり使ってもパフォーマンスに期待ができないですし、けがにつながるリスクがある。
こういうかたちでヨネを休ませるときには、高橋秀人を一列前に置いてボランチをプレーさせるのがいいという選択肢もあったんですけれども、今回はこういう起用になりました。
きょうは話しすぎたと思いますので、あとはみなさんのご想像にお任せします(笑)。

○ファーストハーフ

FC東京は前日の練習で好調だった羽生直剛と渡邉千真が先発に起用され、ルーカス、石川直宏と前線を形成。左サイドバックにチャン ヒョンスを置いた4-2-3-1の布陣でキックオフを迎える。
いっぽうの鹿島アントラーズは遠藤康を先発に起用するやや攻撃的なメンバー構成。
立ち上がりは双方とも交互に攻め込み、情勢は五分五分。東京の立ち上がりは決して悪くなかった。

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