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【トーキョーワッショイJ+】第93回天皇杯2回戦 東京ヴェルディ対V・ファーレン長崎 幸野志有人(長崎)の談話[1,864文字](2013/09/08)

幸野志有人は今季、FC東京からJ2のV・ファーレン長崎に期限付き移籍。フォワードとして起用され、ウラに抜ける意識などを高木琢也監督に厳しく叩き込まれて「巧い選手」から「戦える選手」に脱皮しつつある。
レギュラーポジションを獲得してリーグ戦ではプレーオフ進出圏内の順位維持に貢献。この8日におこなわれた天皇杯2回戦でも先発出場を果たした。

前半12分に常盤聡が中央から左にドリブル、ゴール右を狙った左足シュートを放ち、これをファーサイドの巻誠一郎がワンタッチで確実に流し込んでヴェルディが先制したが、長崎は36分と44分に得点を重ねて逆転。
しかし後半45分間はほぼヴェルディが押し込む展開となった。後半9分に関光博、後半42分に再び巻が決め、再逆転でヴェルディが勝利を掌中におさめ、長崎は初戦敗退となってしまった(ヴェルディ3-2長崎、三回戦に進出したヴェルディは10月16日に川崎フロンターレと対戦)。

幸野自身も公式記録上はシュート0本で後半21分に交替。技巧のすばらしさはそのままに、得点の意識を高めてきた今シーズンだけに、納得のいく出来ではなかったようだが、試合後のミックスゾーンで取材に応じてくれた。その模様をお届けしよう。

○幸野志有人選手の談話

当然、勝つ気ではいました。
残念です。入りがちょっとよくなかったと思いますし、先制点を獲られたことは、やはり集中力に欠けていたと思います。
ただそこから2点を獲れた、前半のうちに2点を返せたのは、すごくいいことだと思います。

(残り 1230文字/全文: 1864文字)

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