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【有料記事】いざACLプレーオフへ!必勝祈願で2016年FC東京新章突入◆森重真人「(新スーツの)ネクタイがゴールド。てっぺんをめざす」中島翔哉「久々な感じだった。これからチームになじんでいきたい」城福浩監督「オリンピック代表がすばらしい結果を出した。Jリーグ側でもいいスタートを切って、もう一度サッカー界の価値を高める一翼を担いたい」「(ACLプレーオフの相手には)“びっくりシュート”がありうる」(2016/02/02)

◯森重真人と中島翔哉

2日午前の練習を終えたFC東京のフロント、トップチームスタッフ、選手は、その脚で明治神宮に赴き、2016シーズン必勝祈願をおこなった。
キャプテンの森重真人は「この雰囲気と冷たい空気のなかでの必勝祈願、一年が始まるんだな、と。毎年『ことしこそ、ことしこそ(リーグ優勝を)』と思っているので、ほんとうにことしこそは獲りたい、そういう一年にしたいと、祈願しました」と、冷気と霊気? による厳粛さを語り、タイトル獲得への決意を新たにしていた。

ナショナルチームレベルではリオデジャネイロ五輪をめざすU-23日本代表がAFC U-23アジア選手権兼リオ五輪最終予選に優勝、クラブレベルではFC東京がニューイヤーカップ沖縄ラウンドに優勝と、上々のスタート。しかし余韻に浸るのはここまで、2月9日には今シーズン初の公式戦、ACLプレーオフが待っている。その意味では、喜びも疲れも振り払い、新たなターンに突入するにあたり、この必勝祈願はちょうどいい切り換えのスイッチになったようだ。
森重は言う。
「ことしの(Jリーグ全体の)一発めの公式戦がFC東京。ことしのFC東京はちがうんだなというのを見せつけたいと思いますし、それが自分らのACLグループステージ、J1開幕戦につながってくる。まずはプレーオフが近いので、チーム一丸となって勝てるようにがんばっていきたいと思います。ネクタイがゴールドということなので、てっぺんをめざすという願いを込め、ことしは一年を通して『てっぺん』を獲れるようにしたい」

中島翔哉は全体練習には参加しなかったが、必勝祈願には加わった。五輪最終予選MVPの中島を、周囲もいたわっている。城福浩監督も、長くはないが休みを与えたいと、中島について語った。
「彼(中島翔哉)がどれだけの集中した状況でここ一カ月半を過ごしてきたか、ぼくらはわかっています。中二日で負けられない戦いをやってきた。セントラル開催でどれだけ疲労感があるかはぼくも経験していますし、ここで無理をさせるとほんとうにけがにつながりかねない。自信をつけてひとまわり大きくなった彼を見たいという思いはわれわれにもありますけれども、彼も疲れているでしょうし、そこは慎重に、少しリフレッシュする時間を与えたいと思います」

その中島、五輪最終予選に関しては、すなおに喜びを語っていた。

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