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【有料記事】Preview◆神戸の“攻め残り”を警戒!田邉+野澤のドイスボランチ、本日から完全合流の小川とも連携して守る!◆田邉草民、野澤英之、小川諒也、篠田善之監督(2016/08/11)

本日11日から完全合流の小川諒也。左サイドでのマッチアップを念頭に置き、守備の意識を高めて神戸との一戦に臨む。

本日11日から完全合流の小川諒也。左サイドでのマッチアップを念頭に置き、守備の意識を高めて神戸との一戦に臨む。

初期ポジションから出ていく役割を担うことになりそうな田邉草民。最後は自身の感覚が頼り。

初期ポジションから出ていく役割を担うことになりそうな田邉草民。最後は自身の感覚が頼り。

「自分のプレーで見返したい」と、この四年間で向上させた守備に自信を持つ野澤英之。

「自分のプレーで見返したい」と、この四年間で向上させた守備に自信を持つ野澤英之。

○小川復帰。ボランチとともに守備の意識を高める

FC東京は8月13日にノエビアスタジアム神戸に乗り込み、J1セカンドステージ第8節でヴィッセル神戸と対戦する。ネルシーニョ監督率いる神戸は前線の選手が攻め残る点が独特で、この戦い方に対しての策を講じつつ、東京は週末に向けて準備を進めている。
打撲が癒えた小川諒也の復帰により、サイドバックは徳永悠平と小川の組み合わせになりそう。また、ボランチは田邉草民と野澤英之のコンビでスタートする可能性が高くなってきた。
今シーズン、J1で初先発となる野澤は「周りはぼくの守備を不安に思っていると思いますけど、自分のプレーで見返したい」と意気込んだ。
また、小川は「神戸は前線の個が強いので、ドリブルも多くなると思いますし、ディフェンス時の1対1への備えが重要になる」と、守備を重視して試合に臨む必要性を訴えた。

篠田善之監督は田邉と野澤の役割分担について「比較的、野澤(英之)のほうには、少し守備のことを言ってあります。ボールには行けると思うので、(田邉)草民は。野澤のほうがバランスを見る感じ。(神戸FW)**のところを意識してボールを動かしてくれればな、と。攻め残りの相手選手を野澤が見る感じですかね。どっちかと言えば、そのほうがいい。たぶん、田邉はバランスを見られないので(笑)」と、彼らなりの仕事をしてくれるだろうとの期待を口にした。

○神戸の“攻め残り”にどう対処するか

神戸の攻撃的な選手が東京陣内に攻め込んだまま、その位置に残って次の攻撃に備える事態が予測される今回の試合。その攻め残りの選手を警戒しなければならないが、同時に、東京も東京で攻め上がらなければならないし、前からプレッシャーをかける守備のためにラインを上げていく必要もある。
どこに力点を置くのか。篠田善之監督は次のように述べた。
「たとえば(徳永)悠平が上がれば、***はついてきます。で、**が残る。最初はついてくるけど、あとから残るので、

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