森重真人の出場は不透明も、全力で鹿島を迎え撃つ! ~長谷川健太監督、室屋成【J1第7節前日レポート】
ヘディングの強さが意外という声もあるが、二次キャンプの練習中、ディエゴ オリヴェイラは岡崎慎のスーパーなクロスを豪快なヘディングでゴールに突き刺している。鍛えてきた成果があらわれだしているということなのだろう。前節、vs.V・ファーレン長崎戦ではFC東京の攻撃力が爆発した。ここまで献身的な姿勢とチームメイトのよさを引き出す動きで貢献してきた永井謙佑も、その働きが報われるかのようなゴールで表情はあかるい。永井だけでなく、チーム全体に活気がある。
長崎遠征から中二日。選手たちの状態を長谷川健太監督に訊ねると「これはやってみないとわからない。疲れはあると思いますが」。
中3日の鹿島アントラーズに対し体力面での不利が見込まれるが、それでも長崎に勝ったメンバーを基軸に先発の11人が選ばれるのだろう。ただし軽傷の森重真人をはじめコンディションに問題を抱えるケースが生じた場合は、そのポジションに入れ替えが発生する可能性はある。いずれにしてもハードワークが勝つためのカギを握るだけに、スタミナも含めてベターな選手が顔をそろえるはずだ。
長谷川監督は「しっかりと試合に入れるかどうかがポイントになると思います」と、鹿島アントラーズとの一戦について予測した。この点についてさらに詳しい答えを求めると、監督は大きな苦笑いだ。
「前半の戦い方がすごく大事になるかと思います。締めですか? まあ、そんなに最初から巧く戦えるチームはないので、
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