今夏のJリーグ移籍市場の深層をベテラン代理人が明かす(J論)

後藤勝責任編集「トーキョーワッショイ!プレミアム」

「“始まってしまったな”という感じ」「仲間の信頼を得ていく必要がある」富樫敬真、ここがゴールではなく、ここからスタートとの決意新た【J1第19節第2報】

 正確に右足をコントロールして決めた移籍後のリーグ戦初ゴールが貴重な同点弾に。8月1日に茨城県立カシマサッカースタジアムで開催されたJ1第19節、鹿島アントラーズ相手の逆転勝利を手繰り寄せる働きで、富樫敬真がFC東京の連敗阻止に貢献した。
 前節は後半45分間に出場もゴールなし。決定機に顔を出すところまではできていただけに、試合後、長谷川健太監督は「こういう試合で決めてくれれば――」と、期待していたがゆえの苦笑いで悔しがった。その指揮官の想いに応えるゴールだった。
「めちゃくちゃ時間がかかってしまいましたけど、それでもチャンスを与えつづけてくれた監督、信じてくれた仲間、サポーター、みなさんに感謝したい」
 富樫の胸いっぱいに感激が拡がっていた。

 富樫はその瞬間、前半19分のシーンをこう振り返る。
「(室屋)成がボールを持った瞬間にタイミングよくストップしてちょっと中に入ったところを、成が見てくれていた。すごくいいボールで、当てるだけという感じだった」
 ディエゴ オリヴェイラから右サイドを駆け上がる室屋成にパス。室屋は中央をよく見て低いクロスを入れた。東慶悟と田邉草民が走り込んだあとの第三波としてゴール前に入ってきた富樫が、

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