本田圭佑の響く言葉,自然に出てくる日本とドイツの違い『今週の清水英斗おすすめ3本』(J論)

後藤勝責任編集「トーキョーワッショイ!プレミアム」

初めてづくしの劇的勝利で2位堅持! 広島追撃を諦めない青赤軍団【J1第19節第3報】

 8月1日、FC東京は茨城県立カシマサッカースタジアムでJ1第19節に臨み、鹿島アントラーズと対戦。1-2の勝利を収めた。前半13分、東京ヴェルディ出身で左サイドバックを務める安西幸輝のクロス性のシュートが林彰洋の頭上を越してイン。鹿島が先制した。しかし「鹿島は連戦の疲労があるなかでもボールを動かし、(東京が)寄せきれない、奪いきれない時間帯がつづきましたけど、失点したあとスイッチが入って、だいぶボールに寄せられるようになった」と長谷川健太監督が言うように東京がギアを上げ、6分後の19分、ディエゴ オリヴェイラのパスを受けた室屋成のクロスが中央、両チームの選手が群となっていたゴール前に通ると、両サイドハーフの東慶悟と田邉草民が走り込んだあとに入ってきた富樫敬真がシュート。ハーフスイング気味に止めた右足で的確に枠内に叩き込み、同点に追いついた。

 1-1となったあとは拮抗した展開。しかし後半30分、常々「残り15分の時間帯での得点が課題」と言ってきた課題を自ら克服しようとするかのように、長谷川監督は2トップを二枚替え。ここでディエゴと富樫に替えて送り込んだ永井謙佑とリンスが働き、1-2と勝ち越すゴールをマークする。後半32分、鹿島の犬飼智也がクリアしそこないパスのようになったボールを永井が拾ってクロス、これをリンスが滑り込むように決めた。

 狙いどおりのゴールに、リンスは喜びの表情を浮かべた。
「入る前にふたりで約束していまして。『自分がクロスをニアに上げるので、ニアに入ってくれ』と、永井(謙佑)選手に言われて。そのふたりのコンビでうまく点が獲れてよかったと思います」
 34分にも決定的な場面があったが、永井はこれを大きく打ち上げてしまい、ダメ押しの3点めはならず。鹿島の反撃を受け、あわや引き分けに追いつかれかねない雰囲気の戦いを余儀なくされたが、なんとか守りきり、勝点3を獲得した。

 この日はサンフレッチェ広島も勝利。首位との差を縮めることはできなかったが、3位の川崎フロンターレが敗れ、2位を堅持した。仮に川崎が未消化試合に勝ったとしても、東京の勝点を1下回る。

 フィニッシャーとして期待されていた富樫敬真とリンスが移籍後のリーグ戦初ゴールをマーク。鹿島アントラーズ相手のシーズンダブル(ホーム&アウエー2戦2勝)が初なら、今シーズン、後半30分以降の得点も初。初めてづくしの勝利で、首位を追撃する体制を整えた。

 特に、

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