試合を決める選手へと進化中の平川怜。変貌を印象付け、チャンスを掴め【今週の小平】
◆高い位置で攻撃に関わる
ゴール前やペナルティボックスの辺りで相手の守備を崩すパスを送る、あるいはシュートを撃つ。そうした決定的な仕事を期待されている平川怜が、ついにわかりやすい結果を残した。J3第30節のvs.グルージャ盛岡戦で2得点に絡み、1ゴールは自ら叩き込んだ。試合を決める将軍のようなプレーだった。
それ以外にも多くのチャンスに絡んでいた。FC東京U-18あるいはU-15むさしのカラーを感じさせる連動した主体的な攻撃はトップチームよりも起伏に富み、じつに刺激的だった。ボールを受けられるポジションをとることで、平川は常もその渦のなかにいた。
「トップもU-23も(4-4-2のセントラルMFが)タテ関係になる傾向にあるので、そうなれば自分がちょっと高い位置で攻撃に関わろうと意識しています」
本人がこう証言するとおり、4-4-2のときも攻撃的な役割を期待されている平川だが、どうしてもスタートポジションは深くなる。その点、vs.グルージャ盛岡戦で後半開始から採用した4-3-3では、
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