第4形態への変身を告げる5本のシュートも得点にいたらなかった原大智「辛抱強くやっていきたい」【J3第2節レポート】
3月16日、FC東京U-23は味の素フィールド西が丘でJ3第2節に臨み、いわてグルージャ盛岡と対戦。0-1で敗れた。
1本のタテパスやセットプレーで得点の機会をうかがっていた岩手は前半43分、左コーナーキックをディフェンダーの深井脩平が叩き込んで先制。その後も、マイボール時3-4-3のフォーメーションを守備時には5-4-1としてのブロック守備で東京の攻撃を封じ、1点差のまま逃げ切った。
東京はボールを保持する時間が多く、シュートも17本と多かった。しかし可能性のない枠外シュートも散見され、攻撃の迫力に欠けた。ミスも目立ち、収穫を感じにくい一戦だった。
◆戦う姿勢で差がついた両チーム
試合後の共同記者会見に臨んだ両監督の総括に、すべてが集約されていた。
岩手の菊池利三監督は、勝利を簡潔に振り返った。
「ボールを動かされ主導権を握られる時間帯がけっこう――というか、かなり多かった。そこに関しては選手たちが粘り強く戦った結果かと思います」
対する長澤徹FC東京U-23監督兼トップチームコーチは、次のように反省を述べた。
「アンダー23というカテゴリーの若いチームなので、
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