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FC東京選手会が小学校訪問! 洋次郎サマ、インス、サンホは三鷹で活動【ホームタウン】

 

始まりは3人の挨拶。ユ インスは堂々の日本語で完遂。


 昨晩、ガンバ大阪との激闘を終えたばかりの選手たちが月曜日の小学校で子どもたちとふれあい――。
 
 7月8日、FC東京選手会はホームタウン6市にある小学校を訪問。特別授業に参加し、給食に舌鼓を打った。
 選手たちは7つのグループに分かれ、14の小学校へ。各地で創意工夫を凝らした活動を展開した。
 
◆ドリブルゲームでゴー
 
 髙萩洋次郎、ユ インス、ナ サンホのグループは、午前には三鷹市の北野小学校を訪ね、6年生3クラス約100人と交流した。
 冒頭、挨拶に立った髙萩は「からだを動かす……? サッカーをする……?」と、いまいち収まりがよくない様子で締めの言葉を探す。するといい言葉を思いついたのか、頭上に「!」がピコーンと点灯したかのようなハッとした表情になり「楽しく遊びましょう!」と大声で宣言。 これには子どもたちも「おおぉ(笑)」という反応でいきなり盛り上がった。つづけてインスが「韓国人です」、サンホが「ぼくも韓国人です」と自己紹介し、つかみはOK。
 

リフティングパス。


 インスと髙萩のふたりでリフティングパスのデモンストレーションをおこなったあと、髙萩が「ドリブルゲーム!!」と叫ぶと、ノリがよくテンションの高い子どもたちも「イェーイ」と声を上げ、3クラス対抗のドリブルリレー競走が始まる。
「自分のクラスしっかり応援しろよー! 行きますよ! よーいスタート!」と、ナチュラルにうまいMCを披露する髙萩のおかげもあり、終始いい雰囲気でドリブル競争は進んだ。
 

仕切りの巧い髙萩洋次郎。


「ちゃんとあいだを通って!」「走って!」と、タイミングよく声をかける髙萩はさすがのお父さんぶり? といったところ。結果発表の前には「反則があって順位が変わるかもしれないよ」と言い、1位のクラスを油断させずにちょっとドキドキさせるなど、楽しく間をつなぐ配慮も忘れなかった。インスとサンホもコーンを直したり子どもたちに進む方向を促したりとしっかりサポート。そして最後は3人によるトークで締めくくった。
 インスが「ワールドカップを観て自分もこの舞台に立ちたいとたくさん努力をしたことが原点」と言えば、サンホは「うまくいかずにサッカーを止めようと思ったときもありましたが、辛いときもつづけたことが大事」と過去の心情を告白、これまでの半生を振り返った。
 ふたりの話を受けて髙萩が伝えたメッセージは「小学校1年生から始めて、ことし33歳になるまでサッカーばかりやっていました。ピアノを弾く、絵を描く、ゲームをする、なんでも好きなことをいっぱいやるのが努力。だから好きなことを見つけるのが大事だと思います」。
 人生の先輩として夢のあるアドバイスを授け、特別授業を締めくくった。
 

ハイターッチ!


◆ほっとひとときランチタイムとナ サンホ一問一答
 

手を洗いましょう。


 4限目が終わると、

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