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契約更新の長谷川健太監督「ここからまだまだ成長できる」。主将の東慶悟「あと5試合で世界が変わる」。終盤戦、そして来季に向け闘気絶やさず【今週の小平】

 

 10月24日、長谷川健太監督の契約更新が発表された。まずは体制を固めることで終盤戦、そして来季に向けて足場が整ったFC東京。練習後、体制の継続について長谷川健太監督と主将の東慶悟に訊いた。

◆悲願のリーグ戦初優勝へ

 東はまず「健太さんが指揮を執ってくれて、いま東京は強いチームになっていっていると自負しています」と言い、長谷川監督体制下で戦うチームの充実を語った。
「そういう意味でこの時期を大切にしたい。あと5試合で世界が変わる。来年のためにもいいかたちで終わりたいという気持ちがあります」

 一方、相手への対策ではなく地力で勝てるようになってきたのでは──と長谷川監督に水を向けると「まだまだ……もっとやれる選手たちだと思います」という答えが。長谷川監督はさらなるクオリティの向上を求めていた。
「ここからいろいろな意味でプレッシャーがかかる試合がつづく。そのなかでまだまだ成長できる」

 現在、首位の鹿島アントラーズと同じ勝点で2位につけている東京だが、決して楽な道のりを歩んできたわけではない。「タケちゃんがいなくなったのは残念」「ヒョンスは(シーズンの)最後までいると思いましたが、契約ごとなので仕方がない」と長谷川監督が言うように、シーズン中に久保建英とチャン ヒョンスそして太田宏介と、複数の有力選手を引き抜かれた。そしてその都度、成長を遂げた既存の選手が活躍して戦力を維持してきた。
 長谷川監督は自身が評価されたポイントを

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