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【山形vs大宮】レポート:勝っている時期の正しい喜び方

■2019明治安田生命J2リーグ第4節
3月17日(日)山形 1-0 大宮(14:03KICK OFF/NDスタ/10,122人)
得点者:20’ジェフェルソン バイアーノ(山形)
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3月17日のホーム開幕戦。大宮アルディージャを1-0で撃破したモンテディオ山形は、4年ぶりとなるホーム開幕戦勝利を飾った。3連勝は昨年6月以来だが、3試合連続クリーンシートでの勝利は2010年8月以来となる。クラブ最高成績となるJ1・13位だったシーズンで、磐田、新潟、横浜FMを相手に3試合連続で1-0と勝利した時だ。
 
例年、開幕序盤戦で躓きがちなこのクラブが、この時期に得た3試合連続完封勝利。それも昨年度の3位、4位、5位を撃破してのものとなるとあまり例が無い。大いに喜びながらも、どこかに戸惑いを感じてしまう部分もあるのではないだろうか。

もちろん、3連勝という結果は純粋に喜ぶべきもの。そうでなければ、このホーム開幕戦で勝つために頑張ってきた、監督や選手、スタッフ、関係者、なにより応援してきたサポーターが報われない。
ただ、浮かれすぎて肝心のチーム状態が見えなくなってしまうことだけは避けたい。この試合も、ある程度安定こそしていたが、前の2試合よりも盤石なものではなかったのだ。

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