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【徳島vs山形】プレビュー:過酷な夏の徳島でアグレッシブなスタイルを貫けるか

■明治安田生命J2リーグ 第9節
8月2日(日)徳島vs山形(19:00KICK OFF/鳴門大塚)
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「まだ10節も行ってないので。この過密日程ですべてが上手くいくチームってなかなかないと思うんです。取り返せると思っています」(石丸清隆監督)

リーグ戦再開からすでに5週が経過し、過密ながらも試合日程は8節を消化した。モンテディオ山形は1勝2敗5分勝点8で19位。上位を見れば首位長崎は無敗で勝点22、続く2位大宮は勝点18で、昇格圏までの勝点差は10だ。残り5試合でこの差なら絶望的と言わざるを得ないが、残りは34試合ある。数字を見てネガティブになる必要はなく、自分たちが勝つためにベストを尽くせば良い時期だ。

暦は8月に入る。8月に7試合、9月に8試合という夏場の超過密日程が終わればいつの間にかシーズン後半戦に突入しているのだが、この夏場の2ヶ月間だけでも順位やリーグの戦況はいくらでも変化していくはず。その中で山形が殻を破れれば不本意な7月の数字は十分に取り返せるはずだ。
もちろん、夏が終わるまで苦しんでしまうことは、上位からさらに突き放されるということでもある。その時にどこにいるかは自分たち次第だ。
今季前半戦の重要な時期はこれまでではなく、ここからの2ヶ月間だと認識しておきたい。

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