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【山形vs岡山】レポート:躍動・課題・花道・離別。それぞれが未来に向かう勝利!

■明治安田生命J2リーグ 第40節
12月13日(日)山形 2-0 岡山(14:03KICK OFF/NDスタ/4,561人)
得点者:2’中村駿(山形)19’ヴィニシウスアラウージョ(山形)
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試合開始前のコイントス。コートの選択権を得たキャプテンの山田拓巳は、ホームでは普段あまり行わないコートチェンジを要求する。試合後の引退セレモニーで佐藤昭大が「僕がピッチに立ってその意味がわかった。チームメイトが少しでも後半、僕の背中で、サポーターの近くでプレーできるように、コートを取ってくれた」と明かす。

真相はゴール前が少し荒れていたからという理由もあるようだが、石丸監督は試合展開次第での起用を考えていたようで、「状況によっては出られない可能性もあった中で、皆が良い状況を作ってくれたのは、本当に良かった」と笑顔をみせていた。

試合前日に発表された佐藤昭大の現役引退。今年のNDスタジアム開催最終戦で盛り上がるチームやサポーターに、彼の花道を作るというミッションも加わっていた。

もちろん「各々、ホーム最終戦でいろんな感情はあるけど、チームとしてひとつにまとまってやることは変わりない」(中村駿)という話をキャプテンの山田拓巳や佐藤本人から聞いていたという選手たちは、まずはホーム最終戦を山形らしいサッカーで勝とうとアグレッシブな立ち上がりをみせる。

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