山梨フットボール

「コンディションの差で負けた3連戦の最終戦」【2018明治安田生命J2リーグ第20節 横浜FC1-0甲府 レビュー】

2018年6月24日横浜FC1-0甲府(14:03K.O/ニッパツ三ツ沢球技場/入場者数9,079人/天候 晴 弱風/気温 27.3℃/湿度 62%)

得点者 79’斎藤功佑(横浜FC)
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「コンディションの差で負けた3連戦の最終戦」

かってますよね? カズさんを試合に出すためにはどうすればいいのか。分かってますよね!」
カッコを付ける必要もない“カズ”は“三浦”と名字で表記するのが唯一憚られるJリーガー・三浦知良のこと(こっちにも先発のカズ・佐藤和弘はいるけれど…)。ちょっと前までFIFAに招待されてロシアでワールドカップを観戦する姿をニュースで観たので、コンディションを考えればベンチ外だと思っていたけれどメンバー入りしていた。「チームが練習しているときに一人だけロシアに行った選手がベンチ入りの枠を1つ使うことを他の選手がどう思うのか…」と、考えるのはたぶん野暮なんだろう…。ゴン中山・中山雅史だってテレビに出ているときには「沼津(J3)の練習はどうしているんだろう…」って思うこともあるけれど、試合の出場枠は使ってないから別の話…。

浜市営地下鉄・三ツ沢上町駅(地下約30メートルにある)から5回くらいエスカレーターを乗り継いで地上に到達して、15分くらい汗だくになって歩いてニッパツ三ツ沢スタジアムに着いて、頭があまり働いていなかったけれど「分かってますよね!」と知り合いの記者に言われて、(甲府が3~4点取れば、逆に出場のチャンスがあるんじゃない…)的なことを言いそうになったけれど、脳味噌から口の筋肉に指令が伝わる直前に”傲慢“かつ“不適切”だと気が付いて、ヘラヘラ笑って胡麻化した。担当記者は自分の担当チームの勝利を願いつつ、その時々のチーム・クラブの状態や関係性などで自虐度が変化するものだけど、レジェンド・カズのベンチ入りや試合に出る・出ないは大きな要素…。

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