山梨フットボール

「“やるしかない”と腹をくくって挑む、ファン・サポーターと共に闘う総力戦」【2019明治安田生命J2リーグ 第30節 甲府対大宮 プレビュー】

伊藤彰監督を漢にする勝利をみんなで掴もう。

2019明治安田生命J2リーグ第30節 甲府対大宮 甲府先発予想布陣。


2019年8月31日(土曜日)甲府対大宮(18:00 KICK OFF/山梨中銀スタジアム)

△〇○○△△〇△●〇△●●〇○〇△●〇●●○●●△○〇●〇


「千葉戦の流れを繋ぎ、自信を持って注意深くハードに戦い、結果を引き寄せる」


2位・京都(52ポイント)と同じ勝点、得失点差で3位・大宮(52ポイント)との差を3ポイントに縮めるか9ポイントに突き放されるかの大一番。8位・金沢から2位・京都(1位・柏は2位に9ポイント差をつけて独走中)までの勝点差が6ポイントに縮まった好機・危機に、2位から8位のクラブはチャンスとピンチを感じて必死に戦う今節。なかでも7位・甲府(46ポイント)にとって3位・大宮との直接対決は、勝って勝点6ポイント差を3ポイントにできれば残り12試合に自動昇格の可能性を大いに高めることができる。しかし、負けて9ポイント差に広がれば、大宮が2位を確保した場合は大宮が12試合で3敗することを期待しないといけなくなり、自動昇格の可能性は急激に萎んでしまいプレーオフに賭けることになってしまいかねない。

こまで5敗の大宮がボロボロと負けるなんてことは期待できないが直接対決なら倒すことができる。次節以降、あっても2敗なので、勝点1を確保しながらどう“3”に持って行く戦いができるか。始まってみればゲームプラン通りにいかないことが多々出ることも想定内だし、ガチャガチャしたり、ラッキーや事故的な形でゴールが決まる可能性もあるので運も味方に付けないといけないが、ハード且つ賢く冷静に戦うことが一番。そして、ファン・サポーターとポジティブに一体になって闘わないといけない。千葉戦でハマり始めている甲府はオーガナイズで一定以上の優位さを持てると思うし、ホームのアドバンテージは絶対に出したい。

ここ最近恒例のダブル内田トレイン。左足が好調の内田健太(左)が練習後に行うFKの自主練習を内田一夫ヘッドコーチ(右)がサポート。2人でダミー人形を運ぶ。運転手も車掌も”内田”…。

今週はピーター・ウタカ(右)がアラーノ(左)に声を掛けて2人でコンビネーションを確認する場面もあった。ウタカがアラーノを認めたということだと思う。先発メンバーですんなり勝ちたいが、この2人で驚きを見せることもできるはず。

 

(残り 1671文字/全文: 2877文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ